シナノゴールドとは、ゴールデンデリシャスと千秋の交配種で育成された長野県(信濃)生まれの黄色りんごです。主な生産地は、青森、長野、岩手。1999年に長野県で品種登録され、秋映(あきばえ)やシナノスィートと共に「りんご三兄弟」として人気を集めています。
収穫後に味が変化していく?シナノゴールドの特徴とは?
シャキシャキした食感で爽やかな甘みと柑橘類のような酸味のバランスがとれた、風味の良いりんごです。
果汁をたっぷり含んだ果皮は硬く厚いため、貯蔵性に優れており、収穫から2〜3か月は美味しくいただくことができます。
収穫時期に強かった酸味は日を増すごとに抜けていき、甘みは徐々に増していくという味の変化を楽しめる魅力的なりんごです。
果実は300g~350g程で大きめ。平均糖度は14~15%です。
皮全体が黄色になり手に持ったときに表面がペタペタとして粘り気が出ているものが完熟した状態です。
シナノゴールドは、果汁豊富でみずみずしさがあることでも人気があり、ジュースや焼き菓子などのお菓子作りにも向いています。
シナノゴールドの収穫時期って?食べごろはいつ?
一般的な収穫時期は、長野は10月中旬~12月中旬、青森、岩手は10月下旬~11月上旬となってます。貯蔵性に優れているため、年明けまで市場に出回り、収穫から長い期間、店頭に並びます。
気になるいちばんの食べごろは10月中旬から12月頃。完熟したりんごの糖度はなんと、16%にもなるそうです!酸味が抜け糖度が増していくタイミングを図りながら、いちばんの旬を狙うのも粋な食べ方です。
シナノゴールドの主な国内生産地は?
長野県で生まれたシナノゴールドですが国内の主な生産地は次の通りです。
青森:49%(400.9ha)、長野:31.5%(255.1ha)、岩手:11.4%(92.2ha)となっており、青森県の栽培面積は、東京ドーム86個分に相当!
こちらの上位3県で日本の栽培面積の約92%を占めています。
海外では、2016年に締結されたヨーロッパでのライセンス契約をきっかけに、2019年からは世界約90か国が「YELLO」という商品名を取得し販売可能になっています。
シナノゴールドの効果的な保存方法は?
収穫時期早々、たくさん購入した際は、ひとつずつ、ビニール袋に入れるかラップに包んでから冷暗所で保存します。りんごは乾燥と高温に弱いため、冷蔵庫の野菜室で保存できれば鮮度と美味しさを長い期間保つことができます。
シナノゴールドを使った簡単な人気レシピ3選!
柑橘類のような爽やかな甘さが人気のシナノゴールド。シャキシャキの食感とジューシーさはお菓子作りにも最適です。
簡単に作れる人気のスイーツレシピもありますので、是非試してみてくださいね!
- おすすめレシピその1
引用元:Ameba ブログ「ごはんだぷー」
- おすすめレシピその2
引用元:生活協同組合ユーコープ「ゴハンのもと」
- おすすめレシピその3
引用元:JA相馬村ブログ
まとめ
シナノゴールドはシャキシャキした食感、爽やかな甘みと柑橘類のような酸味とのバランスが絶妙ということから人気上昇中!貯蔵性が高く、見た目も華やかで美しいため家庭用はもちろん、贈答品として産地から直送される方が増えています!
日ごとに甘みが増していく果汁たっぷりなシナノゴールドを大切な方へ送ってみてはいかがでしょうか?
書いた人:Masako Aizome
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